2016年5月28日撮影です。
建築コストの高騰等で話題となった、「新国立競技場」に新しい「建築計画のお知らせ」が出ていました。
基本設計は、6月中旬に決定するそうです。
2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場について、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は27日、基本設計を6月中旬に決定する見通しを明らかにした。当初は5月に基本設計を終えるとしていた。
(中略)
JSCによると、大成建設、梓設計、建築家の隈(くま)研吾氏の事務所からなる共同企業体は、各競技団体や障害者団体などの要望を踏まえ、5月末までに基本設計を完了させる意向を示している。ただ、基本設計が計画案公募時の要求水準を満たしているか、工事費が上限を超えていないかなどについて、JSCが確認する必要があるという。
(毎日新聞 2016年5月27日より)
現地の様子
以下は、日本青年館があった場所の様子です。
現地には、「建築計画のお知らせ」が出ていました。
仙寿院交差点から見た様子です。
明治公園は、白い壁で覆われて入れなくなっていました。
元あった、国立競技場の方へ歩いてみてみました。
霞ヶ丘町交差点から、外苑西通りに行く道は塞がれていました。
あの壁の向こうに道路がありました。
国立競技場の東側の様子です。
以下、中の様子です。
私は何回か、社会人駅伝で昔の国立競技場の中で走った事がありますので、その当時の光景が懐かしいです。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、国際オリンピック委員会(IOC)に、スポーツクライミング・サーフィン等の追加種目を2020年の東京オリンピックに提案しています。
個人的にはボディボードも入れて欲しかったなと思いました。
そして、日本じゃないと開催できないので、きっと無理でしょうが、山岳耐久レースも入れて欲しかったです。
富士山を富士吉田市役所から富士山山頂まで走って登る「富士登山競走」、奥多摩の71kmを走りぬく「長谷川恒男カップ」(通称:ハセツネカップ)、日本海側の富山湾から北アルプス(劔岳~薬師岳~槍ヶ岳~上高地)を抜け中央アルプス(木曽駒ケ岳~空木岳)そして、南アルプス(仙丈ヶ岳~塩見岳~赤石岳~聖岳)の415kmを走りぬく「トランスジャパンアルプスレース」、このどれかの山岳耐久レースが、オリンピック種目に入ってたらワクワクして見ていた所でした。
因みに私はビビリなので、剱岳、槍ヶ岳には登れる自身がありません。
そろそろ4ヶ月近く山に行けていないので、山の事ばかり考えています(^_^;)
[amazonjs asin=”4087815277″ locale=”JP” title=”激走! 日本アルプス大縦断 密着、トランスジャパンアルプスレース富山~静岡415㎞”]
データ
名称:新国立競技場(仮称)
地番:東京都新宿区霞が丘10-1他、渋谷区千駄ヶ谷一丁目15-1他
用途:観覧場、自動車倉庫、その他
敷地面積:113,039㎡
建築面積:72,400㎡
高さ:49.2m
階数:地上5階、地下2階
着工予定日:平成28年12月1日
完了予定日:平成31年11月30日
建築:日本スポーツ振興センター
設計:大成建設・梓設計、隈研吾建築都市設計事務所共同企業体
施工:未定
過去の記事
2015年12月:「隈研吾氏と梓設計・大成建設」のA案に決定した、「新国立競技場」の様子 2015年12月16日撮影
2015年7月:安倍総理大臣が『ゼロベースで見直す!』と、計画が白紙撤回された「新国立競技場」の様子 2015年7月17日撮影
2015年7月:新国立競技場の建築計画を2つの案で見直しへ!
2015年6月:総工費2500億円規模に膨らんで巨大な2本の弓状の構造物(キールアーチ)が付くことになった、「新国立競技場」の様子 2015年6月19日撮影
2015年4月:約8割程解体工事が終わってた「国立競技場」の様子 2015年4月30日撮影
2015年3月:解体中の国立競技場と、明治神宮外苑の桜の開花状況 2014年3月26日撮影
2015年2月:「建築計画のお知らせ」が出てた! 2020年東京オリンピックで主会場となる70m級「新国立競技場(仮称)」の様子 2015年2月中旬撮影
2014年5月:【朗報】「新国立競技場基本設計案」発表&最近の「国立競技場」周辺の様子 2014年5月20日撮影
2013年11月:そろそろ動き出す? 国立競技場周辺地区調査報告
コメント