2015年7月17日撮影です。
今日、安倍総理大臣の英断がなされました。
国民の多くが固唾を呑んで、安倍首相の発言を待っていたのではないでしょうか?
ザハ・ハディド氏のデザインの案で建設していくと、2520億円という高額の費用に膨らんだ事に、皆さん驚いたことだと思います。
当初の建設費は1300億円と見積もられていました。
森元総理は、当初計画の変更に否定的でしたが、安部総理の説得に応じた形と言えます。
安倍晋三首相は17日、2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の建設計画について「現在の計画を白紙に戻し、ゼロベースで見直すと決断した」と正式に表明した。当初計画の1300億円を大幅に上回る2520億円まで膨らんだ整備費を縮減する。今年秋までに整備費の上限などを盛り込んだ新たな整備計画をまとめ、20年春までに完成をめざす。
(日経新聞 2015/7/17 20:00)
追記:
7月17日に放映された、ワールドビジネスサテライトでは、新規計画案について2つの新情報が報道されました。
1.総工費2000億円は超えない
2.8万人規模の観客を収容できる施設を目指したい
私は、たまたま仕事でこの付近に来る用事があったので、安部総理の発表の前に撮影してきました。
7月17日の、スポーツの整地、そして2020年東京オリンピックのメイン会場となる、「新国立競技場」建設予定地の様子です。
現地の様子
現在一部のエリアで交通規制がかかり、車では通行できない箇所があります。
人は通れるので、通ってみました。
中の様子を背伸びして、みてみました。
明治公園から日本青年館に向かって、歩いていって撮影してみました。
解体工事は、平成27年9月30日迄行われる様です。
そういえば、解体工事でも入札業者が決まらずに、何度も入札を繰り返していましたね。
あれは、なんだったのでしょうかね。
国立競技場の代々木門があった付近の場所の様子です。
この辺に代々木門があったのですよねぇ・・
霞ヶ丘町交差点側を見た様子です。
霞ヶ丘町交差点付近から中の様子を見てみました。
中が広いので、もう1枚。
台風11号がもたらした雨のせいで、国立競技場の建設予定地の中には水たまりが出来ていました。
青山門を通りすぎて、千駄ヶ谷駅側を見た様子です。
2019年の、ラグビーワールドカップには間に合いませんが、2020年の春の完成を目指しています。
今までは責任の所在が曖昧だったのですが、安倍総理の鶴の一声で決まった感じですかね。
大勢の利害関係者や組織が集まる大規模プロジェクトでは、リーダシップとファシリテーション能力が必要となってきます。
複数の複雑な利害関係者が絡む「JR山手線新駅周辺」の都市計画も、強いリーダシップで進めていって欲しいと思います。
国民の皆さん、アスリートの皆さんが心地よく使える、競技場が出来るといいですね。
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過去の記事
2015年7月:新国立競技場の建築計画を2つの案で見直しへ!
2015年6月:総工費2500億円規模に膨らんで巨大な2本の弓状の構造物(キールアーチ)が付くことになった、「新国立競技場」の様子 2015年6月19日撮影
2015年4月:約8割程解体工事が終わってた「国立競技場」の様子 2015年4月30日撮影
2015年3月:解体中の国立競技場と、明治神宮外苑の桜の開花状況 2014年3月26日撮影
2015年2月:「建築計画のお知らせ」が出てた! 2020年東京オリンピックで主会場となる70m級「新国立競技場(仮称)」の様子 2015年2月中旬撮影
2014年5月:【朗報】「新国立競技場基本設計案」発表&最近の「国立競技場」周辺の様子 2014年5月20日撮影
2013年11月:そろそろ動き出す? 国立競技場周辺地区調査報告
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