「中間とりまとめ」が発表された、「国道15号・品川駅西口駅前広場 事業計画」の様子 2018年9月22日撮影

品川・天王洲・芝浦港区

2018年9月22日撮影です。

国土交通省より、9月14日に『国道15号・品川駅西口駅前広場 事業計画「中間とりまとめ」』が発表されました。

品川駅西口の国道上空には人工地盤が出来る事は、既に発表されていた事ですが、より具体的な内容に落とし込まれていました。

中間とりまとめ

品川駅西口駅前広場の機能的なイメージ図です。

国道15号・品川駅西口駅前広場 事業計画「中間とりまとめ」(出典:国土交通省)

西口駅前広場北側に、「次世代型交通ターミナル」が予定されています。
センターコアは、JR・京急品川駅の北側棟、南側棟の真ん中に配置されているので、現在の東西自由通路の延長になるのだと思います。

しかし、これが実現するには、下図の様に京急の地平化が必須となってきます。

国道15号・品川駅西口駅前広場 事業計画「中間とりまとめ」(出典:国土交通省)

現在のJR品川駅は、1番線・2番線を山手線ホームが使用しています。3番線ホームは京浜東北線線北行が使用しており、4番線は工事中で、5番線は既に山手線新駅を通過するルートに線路が切り替え工事が終わっています。
今後、京浜東北線北行きは3番線から4番線に移る事が想定されますが、山手線が使用している1番線・2番線がどうなるか具体的な情報は、未だ発表されていません。

以下、2階部分の具体的なイメージ図です。品川駅の南側に、インターシティと高輪側を結ぶ南側自由通路が検討されているのが、良いなと思いました。

国道15号・品川駅西口駅前広場 事業計画「中間とりまとめ」(出典:国土交通省)

1階部分の交通ターミナルの様子です。バスの乗降場以外にも、次世代のモビリティ(自動運転タクシー等)の複合(交通・防災)ターミナルが計画されています。

国道15号・品川駅西口駅前広場 事業計画「中間とりまとめ」(出典:国土交通省)


てっきり、バスタの様に交通ターミナルを1箇所に集中させるのかと想像していましたが、違っていました。

京浜急行電鉄が提案している、高輪3丁目側から見た品川駅西口駅前広場の提案パース図です。

国道15号・品川駅西口駅前広場 事業計画「中間とりまとめ」(出典:国土交通省)

西武プロパティーズが提案している、京急第10ビル側から見た品川駅西口駅前広場の提案パース図です。

国道15号・品川駅西口駅前広場 事業計画「中間とりまとめ」(出典:国土交通省)

山手線新駅との歩行者動線のイメージ図です。

国道15号・品川駅西口駅前広場 事業計画「中間とりまとめ」(出典:国土交通省)

JR・京急品川駅の新駅ビル、西口地区(4丁目)開発ビル、西口地区(3丁目)開発ビルがどんな風になるのか期待したい所です。

現地の様子

建て替えが予定されている、シナガワグースです。

品川駅西口 2018.9.22

シナガワグース東側には第一京浜を挟んで、一部入居者との立ち退き交渉がうまく行ってないと記事で取り上げられた、「京急第10ビル」があります。

品川駅西口 2018.9.22

柘榴坂(ざくろざか)の上の歩道橋から品川駅西口を見た様子です。この見慣れた光景も変わる日がくるのか・・

品川駅西口 2018.9.22

少し北側から、インターシティも入れて撮影してみました。

品川駅西口 2018.9.22

品川駅西口駅前から、第一京浜北側を見た様子です。こちらに次世代型交通ターミナルが出来ます。

品川駅西口 2018.9.22

第一京浜の南側には第一京浜の上に商業施設が出来ます。

品川駅西口 2018.9.22

そして、南側は将来的に京浜急行電鉄の八ツ山橋踏切の高架化も計画されています。

気になる点があるとすれば、現在国内外の様々な会社が実用化を目指している空飛ぶ車が実現すると、交通ターミナルは地下がメインではなく、ビルの屋上が新しいターミナルになるのではないかと思いました。
現段階では空飛ぶ車が、今の自動車のように誰でも気軽に利用できる様になるには、最低でも10年以上はかかりそうなので、今の所そこまで考慮する必要はないのかもしれませんね。(汗)

後は、環状四号線の開通後の姿も気になる所です。

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