5月2日撮影です。
4月22日に開通した、「大手町川端緑道」を見てきました。
場所は、大手町に出来た、読売新聞の新しい本社ビルから北側に行った所にあります。
日本橋川の川沿いに、歩行者用の通路が新しく完成しました。
歩道の隣には、「大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業」の再開発が行われています。
緑道の舗装には、「江戸小紋」の着物の柄のデザインが採用されている様です。
ビジネス街の大手町に川沿い緑道
(YOMIURI ONLINE 2014年04月23日)
東京都千代田区大手町の日本橋川沿いに22日、都心の歩行者専用道路としては最大級で歴史と環境に配慮した「大手町川端緑道」が開通した。
緑道は幅12メートル、総延長約780メートルで、大手町の再開発地域の北を流れる川沿いに設けられた歩行者専用の特別区道。旧江戸城外堀の石積みが保存されているほか、かつての大名屋敷をイメージし、「江戸小紋」に用いられる着物の柄をモチーフにしたデザインが舗装に採用された。
環境にも配慮し、風力発電機を設け、その電力で夜間ライトアップを施すほか、周辺のビルから出た排水を浄化して再利用し、レタスなどの野菜をLEDで育てる野菜工場も併設されている。収穫された野菜は近くの社員食堂で提供されるという。
風力発電機は気が付きませんでした・・
TOKYO MXのサイトに現地の動画のニュースもありましたので、雰囲気がよくわかると思います。
日本橋川沿いに歩行者専用道開通
(TOKYO MX 2014年4月22日)
千代田区大手町の気象庁から旧東京国際郵便局までのおよそ780メートルにわたる日本橋川沿いに歩行者専用道が開通し、新たなにぎわいづくりの場として期待されています。
以下の地図が一番分かりやすいと思います。
(出展:三菱地所)
正式名称は、「特別区道千第 847 号・848 号・849 号」と言います。
UR都市機構の、「大手町連鎖型都市再生プロジェクト」のページを見ると詳細が書かれていました。
現地の様子
168.28mの建物が建つ、「大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業」の様子です。
こちらはまだタワークレーンは見えていませんでした。
この写真の左側の方に、開通した「大手町川端緑道」があります。
「大手町川端緑道」です。
左側は、首都高都心環状線になります。
首都高都心環状線は、日本橋付近を地中化しようという話もでています。
この周辺も地中化してくれたら、この緑道の魅力度が上がると思います。
緑道に設置されてあった案内図です。
江戸時代の町並みの地図も表記されています。
これを見ると、川向うの神田エリアは、昔から雑多な場所だったのが伺えます。
神田エリアは今度どうなるのでしょうね?
大手町の再開発の流れについても説明がありました。
読むだけでワクワクしてきます(笑)
データ
名称:大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業
地番:東京都千代田区大手町一丁目9番
階数:A棟(事務所棟)31階,B棟(宿泊施設棟)18階
高さ:A棟(事務所棟)168.28m,B棟(宿泊施設棟)87.67m
完了予定:平成28年4月1日
過去の記事
2013年12月:大手町一丁目第3地区第一種市街地再開発事業 2013.12.28撮影
コメント
以前に一度JR跡地の撮影にお越しいただいたブライダルサロン高輪です。
いつもこのサイトを楽しみに見させていただいて、街歩きの参考にしております。
6月にお越しいただいた時とはJR跡地の様子がだいぶ変わりましたので、又撮影にいらっしゃいませんか。今はおばけトンネルの脇に東西をつなげる道路の建設をしております。
ご都合の良い時にご一方下さい。お待ちしております。