2015年12月28日撮影です。
2016年11月7日に築地市場が移転します。そのお隣の、築地場外市場では、新しい営業施設が建設中です。
名称が既に決まっており、「築地魚河岸」と呼ぶそうです。
築地場外市場(中央区築地4)で中央区が整備を進めている新施設「築地新市場(仮称)」の正式名称が、「築地魚河岸(つきじうおがし)」に決定した。
(中略)
同施設は2階建て(一部3階建て)の造りで、敷地面積は約6800平方メートル。「築地のにぎわいを途絶えさせないように」と、来年11月上旬に予定されている豊洲市場開場前の開業を目指し、水産物、青果物などを扱う61業者が入居を予定する。
(銀座経済新聞 2015年10月06日より)
今まであった、魚市場がなくなってしまい、今後この辺がどうなるのか、気になるところです。
以下が、現地に貼ってあったイメージ図です。
現地の様子
晴海通り沿いでは、新しい建物の姿がチラ見出来ました。
正面から。
晴海通り側からは、エスカレーターが設置されており、気軽に入ることが出来そうな作りになる予定です。
晴海通りの大通りから中に入ってみました。
波除稲荷神社の前の方にある道沿いでは、歩行者デッキが出来ており、2階部分を自由に移動できる作りになっています。
こちらでも、新しい建物の躯体がチラ見出来ました。
ちょっと暗くなってしまいましたが、波除稲荷神社前付近から見てみました。
魚市場が豊洲に移転した後、このエリアはどうなるんでしょうね?
豊洲新市場の千客万来施設は開業の目処が経っていないので、このまま観光地であり続けるのかも?
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データ
施設規模等:
小田原橋施設(仮称)
中央区築地六丁目26番
地上3階 鉄骨造 延面積4,100㎡
1階 店舗48区画
2階 事務所・倉庫
3階 多目的スペース・屋上広場
海幸橋施設(仮称)
中央区築地六丁目27番
地上2階 鉄骨造 延面積3,300㎡
1階 店舗45区画
2階 事務所・倉庫
屋上 屋上広場
参照:平成26年度 中央区予算(案)の概要 -資料-
過去の記事
2015年7月:「築地場外市場地区先行営業施設(仮称)建設工事(建築工事)」の様子 2015年7月20日撮影
2015年5月:2016年11月迄にオープンする予定の、「築地新市場(仮称)」の様子 2015年5月1日撮影
コメント
こんばんわ。
さて築地の場外市場ですが、このまま廃業されるお店が多いそうな。
目の前で仕入れた食材で飯を作れるから安く鮮度の高い商品が提供できる
訳で、2㌔も先に移転してしまえば面倒になって止めちゃいますよ…
千客万来施設の顛末も頭が痛くなるようなものですが、場外市場の始末も
「寂れる」以外の展開が見えません(;´ρ`)
せめて対岸に移転する程度なら波除神社ごと移転もあり得たのですが、
今となってはアフターカーニバルというものです
「築地」という名称も、出来た当時は新開地というか僻地しかイメージ
されなかったので豊洲という地名が粋に聞こえるようになるまで、
時の流れに流されてしまう以外に打開策はないと思われます
>inuさん
コメント頂き、ありがとうございます。
築地市場、廃業のお店が多いなんて寂しいですねぇ。
築地はあの雰囲気だからこそ、外国人観光客も多かったんだろうなと思いました。
築地市場の跡地に商業施設の計画もあるそうですが、どこでも見かけるような、似たような商業施設になりそうな不安があります。
築地ならではという感じになればいいのですが、これも時代の流れですかねぇ・・