2016年11月迄にオープンする予定の、「築地新市場(仮称)」の様子 2015年5月1日撮影

中央区築地

2015年5月1日撮影です。

築地市場は豊洲新市場に移転して、2016年11月にオープンする予定です。

その豊洲新市場では、千客万来施設が頓挫しています。

豊洲新市場の観光施設 担当2社が辞退

東京の築地市場が来年、江東区の豊洲に移転するのに合わせて、隣に開設される予定だった観光施設について、整備と運営を担当する企業が採算が取れないことなどを理由に辞退しました。担当する2つの企業がいずれも辞退したことで、東京都は施設の内容や開設の時期など、計画の大幅な見直しを迫られることになりました。
東京・中央区の築地市場は老朽化が進んでいるため、来年11月に江東区の豊洲新市場に移転する予定です。
都は新市場の開場に合わせて市場の敷地内に2つの観光施設を作り、このうち西側には海産物の販売店や温泉施設などを、東側には世界の調理器具などを販売する施設を設ける計画でしたが、それぞれの整備と運営を担当する2つの企業のうち、すでに東側の施設を担当する企業がことし2月、敷地の利用条件で折り合わず辞退しています。
このため都は、西側の施設を予定どおり開設するため調整を進めてきましたが、担当する企業が採算が取れないことなどを理由に、28日、都に対して辞退を申し出たということです。
都は2つの施設に年間およそ420万人が訪れると見込んでいましたが、担当する2つの企業がいずれも辞退したことで、施設の内容や開設の時期など計画の大幅な見直しを迫られることになりました。
都は「新市場のにぎわいに不可欠な施設であり、改めて企業を公募したい」としています。

(NHK 4月28日)

築地は施設の老朽化の問題もあったのでしょうが、このままだと無駄に観光資源を無くすことにも成りかねない気がしますね(^_^;)

世間では話題は豊洲新市場の方に注目が集まっているのかもしれませんが、築地にも新市場の計画があります。

これからの築地
(築地場外市場商店街振興組合)

現地の様子

現地で撮影してきた、「築地新市場(仮称)」のイメージ図です。
※光の反射で見辛くてすみません(汗)

築地新市場 イメージ図

築地新市場 イメージ図

現地の様子です。
築地場外市場の中から撮影しています。

築地新市場(仮称) 2015.5.1

築地新市場(仮称) 2015.5.1

中の様子です。
Google Mapで確認してみると、以前は駐車場だった場所です。

築地新市場(仮称) 2015.5.1

築地新市場(仮称) 2015.5.1

イメージ図等を見ると、晴海通りから見た図となっているので、晴海通りからこちらに建物が繋がって来るのだと思います。

もう1枚別の角度から。

築地新市場(仮称) 2015.5.1

築地新市場(仮称) 2015.5.1

現地には、「建築計画のお知らせ」は出ていませんでしたが、「築地場外市場地区先行営業施設(仮称)建設工事(建築工事)」の看板が出ていました。

築地新市場(仮称) 2015.5.1

築地新市場(仮称) 2015.5.1

築地新市場は、豊洲新市場に移転する迄に開業する事となっています。
このままですと、2016年11月迄にオープンする事となります。

千客万来施設の事の推移により、計画の変更がありえるかもしれません。

今後の動きに注目したい所です。

豊洲の温泉施設も白紙になりました。
サイクリングやジョギング後に、温泉入って汗を流したかったなぁ~(´・ω・`)

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データ

施設規模等:

小田原橋施設(仮称)
中央区築地六丁目26番
地上3階 鉄骨造 延面積4,100㎡
1階 店舗48区画
2階 事務所・倉庫
3階 多目的スペース・屋上広場

海幸橋施設(仮称)
中央区築地六丁目27番
地上2階 鉄骨造 延面積3,300㎡
1階 店舗45区画
2階 事務所・倉庫
屋上 屋上広場

参照:平成26年度 中央区予算(案)の概要 -資料-

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