芝浦工業大学の「山手線新駅プロジェクトが導く明るい未来! ~品川-田町 国際都市への飛躍~」の「第2講:東京オリンピック2020年に向けた品川-田町駅間新駅とまちづくり」メモ

品川・天王洲・芝浦山手線新駅港区鉄道

芝浦工業大学で行われた公開講座「山手線新駅プロジェクトが導く明るい未来! ~品川-田町 国際都市への飛躍~」を受講してきましたので、メモ。

内容

開講日:2015年7月11日(土)
時間:15:00~17:00
場所:芝浦工業大学 芝浦キャンバス

第1講:品川駅・田町駅周辺まちづくりへの期待
講師:中井氏(東京工業大学大学院教授)

第2講:東京オリンピック2020年に向けた品川-田町駅間新駅とまちづくり
講師:村木氏(JR東日本総合総合企画本部品川)

第3講:リニア中央新幹線品川新駅と東京圏の都市鉄道計画の方向性
講師:岩倉氏(芝浦工業大学工学部教授)

第2講:東京オリンピック2020年に向けた品川-田町駅間新駅とまちづくり

JR東日本のご紹介

JR東日本:運輸68%、非運輸32%

今までの鉄道の歴史

第一京浜より東は海だった。
明治10年頃、八ツ山橋の海岸近くに駅があった。

当時鉄道は嫌われており、高輪付近に鉄道を通そうとしたが、兵部省が鉄道建設に反対し、海上に鉄道を敷いた。

以下、反対運動で変更された駅の例
新宿:西へ移動
渋谷:北へ移動
目黒:東へ移動

反対運動で有名なのが、「雅叙園追い上げ事件」
→元々目黒川側の雅叙園付近に目黒駅を作ろうとしたが、住民の反対にあい、東へ追い上げられた。

大正10年:品川の東側の埋め立てが完了
大正15年:京浜電鉄が高輪駅を開業

上野東京ライン:東海道線が東京から品川に来ても東京に戻れないのを改良し、品川駅が常磐線の始発駅となった。

品川駅の新幹線のホーム:
元々は運河があったが、東京オリンピックの時に埋め立てた。

今後JR東日本が行う事

・立体交差の移動:
京浜東北線と山手線の立体交差している箇所を、田町車両センターの東側へ移動する。

・JR山手線新駅のホーム:
JR山手線新駅と言われているが、京浜東北線も停車する。
ホームは、2面4線で、品川駅と同じように1面が山手線上下線、もう1面が京浜東北線上下線となる。

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京浜東北線ホーム
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山手線ホーム
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・JR山手線新駅の詳細:
JR山手線新駅のイメージ図
→分かり辛いと言われた。(会場内に笑い)

イメージ図に追加された情報
・駅と街と広場によって構成された大空間を一体的に包み込む「大屋根」
・ホーム上で街の賑わいが感じられる「大きな吹き抜け」
・駅と一体となった街につながる「広場」

2020年山手線新駅暫定開業。

羽田空港アクセス新線計画

・西山手ルート
・東山手ルート
→大汐短絡線を活用
・臨海部ルート

リニアで羽田空港へのアクセスが充実
→グローバルゲートウェイ品川

田町車両センター跡地の街作りイメージ

・人と人をつなぐビジネス交流拠点「新・国際都市」

・エキマチ一体開発
→高輪、港南の住民達と相談していく。

・ストリート型街作り
→新駅と品川駅の間に、文化・歴史・賑わい

「品川・田町駅周辺まちづくりガイドライン2014」に基づくまちづくりイメージ

・第二東西連絡道路(お化けトンネル付近)
・新駅と東側(芝浦水再生センター側)への歩行者導線
・環状四号線の延伸
・北口広場整備
・西口広場整備
・京急線の地平化(2面4線化)

報道発表後後一番多かった問い合わせ

・新駅の名称について
→現在未定

その他ターミナル駅改良・まちづくり

・新宿駅:
平成28年:交通結節点・新南口ビル開業
平成32年:東西自由通路使用開始

・渋谷駅:
東西駅前広場の再整備、埼京線渋谷駅の北側移設、駅上空ビル開発
→乗換利便性の向上
平成32年:東棟開業

・横浜駅:
平成32年:西口駅ビル開業
→回遊性向上

・千葉駅:
2016年:3階橋上駅舎開業
2018年夏以降:駅ビル開業

・東京駅:
平成24年:丸の内駅舎復元
平成26年:八重洲駅前広場完成
平成29年:丸の内駅前広場、地下エリア再開発完成、北通路使用開始

-以上-

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