ついに、新国立競技場の基本設計案が出てきました。
以下のリンクは、NHKのリンクとなり、動画も付いているので参考になります。
新国立競技場 設計案は5m低く
基本設計案によりますと、新しい国立競技場は地下2階、地上6階で開閉式の屋根をアーチ型のフレームで支える構造です。
このため新競技場の大きさは南北およそ370メートル、東西およそ250メートルと、現在の国立競技場よりも南北で108メートル、東西で36メートル大きくなります。
周辺施設を含めた敷地面積も11万3000平方メートルと、現在よりも4万平方メートル広くなります。
(出展:NHK 5月28日)
高さは景観を考慮して、70mとなる予定です。
解体工事費を除いた総額は1,625億円の見積もりです。
スケジュールは以下の通りです。
2014年07月:解体開始
2015年10月:着工
2019年03月:完成
ケンプラッツの記事に詳細な内容が出ていました。
新国立の基本設計公表、開閉式屋根は「遮音装置」(※現在リンクがありません)
資料を見ていた分かったのですが、現在ある「明治公園」は、移動して「都営霞ヶ丘アパート」の場所が新しい「明治公園」になりそうです。
団地マニアには悲しいお知らせです(汗)
NHKの記事には、「歴史的景観が損なわれる」と書いてありましたが、ケンプラッツに載っていたPDF資料をみた限り、景観は損なわれない気がしました。
現地の様子
国立競技場の代々木門の様子です。
前回来た時(2013年11月)は、埋蔵文化財発掘調査工事が行われていましたが、既に終わった様です。
「1964年オリンピックの感動を再び、ここ国立競技場で!」
明治公園の様子です。
ここは近隣のサラリーマンの絶好のランチの場所になっていました。
新しい公園になると思われる、「都営霞ヶ丘アパート」です。
まだ生活感はあったので、立ち退きは行われて無いのかもしれません。
時代の流れを感じさせられました。
取り壊される予定の、「日本青年館」です。
日本青年館は、南側のテニスコートに移転する案も出ています。
スポーツ振興センター/日本青年館と移転合築/規模は延3万㎡を想定
(※現在リンクがありません)
(出展:建設通信新聞 )
今後の国立競技場周辺の様子が楽しみです!
後、北参道駅から、国立競技場の導線って、もう少し工夫したほうが良いと思われ(汗)
データ
地番:東京都新宿区霞ヶ丘町10番1号他
階数:6階
高さ:70m
解体予定:2014年7月
着工予定:2015年10月
完了予定:2019年3月
※「建築計画のお知らせ」は見ていませんが、報道内容から纏めました。
過去の記事
2013年11月:そろそろ動き出す? 国立競技場周辺地区調査報告
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