2016年6月18日撮影です。
安倍首相が、「アップルが最先端の研究開発を日本ですると決めた。もうじき正式に発表になる。アジアで最大級の研究開発拠点を日本に置く」と発言したのは、記憶に残っている方も多いかもしれません。
その、アップルの日本の研究開発所である、「綱島TDC計画」を見てきました。TDCとは、「テクニカル・デベロップメント・センター」の略です。
場所は綱島街道沿いの、綱島駅~日吉駅の間にあります。元々は、松下通信工業の本社(パナソニック モバイルコミュニケーションズ)がありました。
以下、イメージ図です。
出典:Apple’s Yokohama, Japan R&D facility opening delayed until early 2017(appleinsider)
なお、「Tsunashima サスティナブル・スマートタウン」は、Appleの研究施設だけでなく、商業施設の「アピタ横浜綱島店」、慶応義塾大学の国際学生寮、野村不動産や関電不動産開発の集合住宅や、水素活用拠点等ができます。
「Tsunashima サスティナブル・スマートタウン」の公式サイトは、こちらです。
まさか、この緑豊かな東横線沿線に、アップルの最先端な研究施設が出来るだなんて思ってもいませんでした。
現地の様子
綱島駅から綱島街道を日吉駅方面に向かいました。すると、遠くにタワークレーンが見えてきました。
デニーズの向こうに、アップルの研究施設が見えています。
敷地の南西側の交差点から見た様子です。電線がちょっと邪魔・・(^_^;)
敷地の南側には、「松下通信脇」というバス停の停留所がありました。ここは名前はそのままなのでしょうか?
敷地の南側の車道沿いの歩道は狭いです。日本人規格の歩道が、世界の人々の体格で合うのかと気になりましたが、おそらく歩道も広がるんじゃないかと思います。
綱島街道沿いの、恐らく正面だと思われる場所から見た様子です。
建物の上の方をみてみました。外観が波打っているのが良いですね。
敷地の北西側からみてみました。広大な空地となっている場所に、残りの商業施設、国際学生寮、集合住宅等が出きます。
現地に出ていた、「建築計画のお知らせ」です。
以下、日吉駅側に歩いていった場所の様子です。「アピタ日吉店」の跡地の様子です。跡地には野村不動産の集合住宅が出来るのではないかと言われています。
日吉駅に近づくと、「相鉄・東急直結線」の工事が行われていました。
そして、気になるのが、相鉄いずみ野線の延伸計画です。
現在、日吉が終点になっている目黒線は、2019年の相鉄・東急直通線で、湘南台まで通るようになります。その、湘南台からさらに延伸して、慶應大学湘南藤沢キャンパス付近を通り平塚の倉見駅側へと接続する計画です。
完成すれば、慶應大学生にとっては、湘南藤沢キャンパス(SFC)・日吉キャンパス・三田キャンパスを繋ぐ、夢のラインとなります。これで、三田にあるラーメン二郎本店にも行きたい放題です!ギルティ!(笑)
相鉄線の延伸も気になる所ですが、話を元に戻して、綱島街道は拡幅の必要性があるんじゃないかと思いました。
電線の地中化も合わせてオネシャス!
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データ
名称:横浜TDC計画
住所:横浜市港北区綱島東4丁目880-13
用途:事務所・研究所
階数:4階
高さ:19.948m
着工予定:2015年9月中旬
完了予定:2016年12月31日
建築:Apple Japan合同会社
設計:大林組
施工:大林組
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