2016年1月10日撮影です。
パークシティ大崎(北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業)は既にグランドオープンを迎え、各店舗等が開業しておりますが、18階68m級「パークシティ大崎 ザ レジデンス」と目黒川沿いの歩道はまだ整備が残っていました。あれからどうなったかを撮影してみました。
また、大崎関連で興味深い記事がでていました。
品川区は「大崎駅前周辺地区」を景観計画に基づく重点地区に指定する。大型再開発などの動きが活発化している状況を踏まえ、地区内を流れる目黒川の水辺などと調和した景観を維持・誘導するのが狙い。建築物の形態や意匠、色彩などに関する景観形成基準を定め、一定規模の建築行為に適合を求める。2月中に指定する見通し。
対象となる建築行為は高さ20㍍以上または延床面積2000平方㍍以上の増・改築、新築、修繕など。地区を▽東五反田▽八ツ山通り沿道▽小関▽大崎駅東口▽大崎駅西口▽鉄道敷地―の6エリアに分けて景観形成基準を定め、建築確認申請前に事業者の届け出る計画が基準に適合しているかどうかを判断する。
エリアごとに景観形成基準を見ると、「東五反田エリア」は幹線道路と河川に面する低層部ににぎわい施設やロビーなどを配置してもらうとともに、中・高層部をセットバックさせて低層部の街並み形成につなげる。「八ツ山通り沿道エリア」では、低層部の外観・色彩の工夫や河川側への開口部の設置でにぎわいのある空間づくりを進める。
「小関エリア」は敷地面積5000平方㍍以上の大規模集合住宅計などで隣地境界部分の緑化を規定。小関道りの歩行環境を改善するため、道沿いに歩道状のオープンスペースを設けてもらう。「大崎駅東口エリア」と「大崎駅西口エリア」では鉄道駅や歩行者デッキと接続する建築物を、副都心の玄関にふさわしい都市景観に配慮したものとする。
「鉄道施設エリア」は道路や広場、歩行者デッキといった公共空間との関係に配慮した建築物の配置を誘導する。
なお、重点地区の指定は「旧東海道品川宿地区」に続き2地区目。
(みんかぶ内 の 建通新聞 01月14日 より)
今後、大崎・目黒川沿い周辺の景観がよくなる事に期待しております。
現地の様子
パークシティ大崎 ザ レジデンスの外観は既にできており、入居も既に行われています。
パークシティ大崎 ザ レジデンスと目黒川の間にある道路です。段々と綺麗になってきましたね。
道路沿いの歩道も綺麗に整備している最中でした。
もう少し進んで、大崎ブライトタワーの前付近の様子です。
さて、この辺で気になるのは、未完の目黒川歩行者デッキです。
大崎ニューシティ側が繋げる気無しですかね?(^_^;)こうなったら、ハシゴかエレベーター作ったほうが良いのでは・・(苦笑)
おまけ
御成橋公園の近くで建設していた、「DUALTAP OSAKI(デュアルタップ大崎)」の様子です。
こちらは賃貸マンションとなっていました。
景観重点地区となった、大崎駅周辺地区がどんな風になっていくか、見守っていようと思います~
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データ
名称:北品川五丁目第1地区第一種市街地再開発事業 高層業務棟(A2棟)
地番:東京都品川区北品川510番1他
階数:18階
高さ:68.37m
完了予定:平成27年5月31日
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