11月2日撮影です。
千代田区神田錦町で再開発中の、91m級「神田錦町三丁目共同建替計画」の様子です。
大手町の撮影中に、首都高の先にタワークレーンが並んでいて、「神田方面に高層ビルの計画なんてあったっけ?」と思っていたのですが、ようやく謎が判明しました。
神田といえば、雑居ビルが雑然と並んでいるイメージだったのですが、久々に行ってみると、近代的なビルが並んでいて驚きました。
再開発で新しいビルが出来るのも嬉しいですが、古い街並みが無くなるのも寂しいですね。
街とは常に変わりゆく、時代の変化を写す鏡なのかもしれません。
偉そうな事を言ってみました、笑
概要
以下が、住友商事にあったイメージ図です。
(出典:住友商事)
「神田錦町三丁目共同建替計画」着工について
元々は博報堂の旧本社ビル等6棟あった建物を、共同建替えした物です。
神田地区で学士会館、共立講堂と並ぶ歴史的景観のひとつの、博報堂旧本館(岡田信一郎設計、1930 年竣工)のファサード(正面外観)を復元します。
免震構造および中圧ガス利用により10日程度の連続運転可能な、デュアルフューエル型非常用発電機の採用等により、防災機能の強化がなされています。
また、地域のお祭りなどのイベントに利用できる、1000㎡を超える広場が出来ます。
(出典:住友商事)
3階のカンファレンスホールでは、帰宅困難者の受け入れも可能となっております。
また、広場の千代田区公園には、マンホールトイレや防火水槽も設置されます。
共同建替えと共に、災害対策も進めていくのは良いですね。
3.11の時の教訓を活かし、災害に強い街作りにしていって欲しいと思います。
場所は以下となります。
(出典:住友商事)
以下は、現地にあった庭園広場のイメージ図です。
レストラン、カフェ、バル等、合計10店舗が2015年5月上旬にオープンする予定です。
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現地の様子
右側の建物は、神保町三井ビルです。
奥の建設中の建物が、神田錦町三丁目共同建替計画となります。
ちょっと近づいて撮影しました。
手前の建物は、平成25年3月に完成した、錦町トラッドスクェアです。
16階建てで、15階・16階部分には賃貸住宅が入っています。
低層階の様子です。
別の角度から。
神田の街並みも、お洒落になってきましたねぇ(^_^;)
データ
名称:神田錦町三丁目共同建替計画
地番:東京都千代田区神田錦町三丁目22番、24番他
階数:17階
高さ:84.5m(最高91,6m)
着工予定:平成24年11月中旬
完了予定:平成27年4月末日
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