2020年10月10日撮影です。
東京駅八重洲口で大規模な再開発が始まっている、 51階250m「八重洲1丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の様子です。
解体工事が本格化しだして、街区が工事用フラットパネルで囲まれてきました。
この様子を見に行きたくて、雨の中でも行ってみました。
完成後は以下のような建物が出来る予定です。
イメージ図が東側からの絵ですので、東京駅側からどんな様子になるのか、いまいちピンと来てなかったりします(^^;)
現地の様子
東京駅八重洲口のグランルーフ2階から見た様子です。
八重洲通りの南側から見た様子です。
八重洲中通り沿いが、工事用フラットパネルで覆われていました。
八重洲仲通りを南側から見ていった様子です。
廃止される路地(八日通り)も、フラットパネルで覆われて通れなくなっていました。
北側のお隣の通りの養珠院通りも、フラットパネルで覆われて、通れなくなっていました。
更に北側の通りの、八重洲北口通りも通れなくなっていました。
八重洲北口通り傍の、一角はまだパネルで覆われていませんでしたが、そのうちこちらも他と同様、工事用フラットパネルで覆われる事となるでしょう。
敷地北東の一角の、「八重洲センタービル」の様子です。
「八重洲センタービル」は1992年竣工の、そんなに古くない建物ですが、そろそろ見納めです。
再開発エリアの北側、さくら通りの様子を東側から見た様子です。
こちらは毎年の年末、さくらに飾られたイルミネーションが綺麗な通りでした。
ビルとビルの隙間にあった、狭い路地裏もフラットパネルで覆われて通れなくなっていました。
この辺は東京駅に凄く近いのに、味わい深い路地裏だなぁと思った路地裏でした。無くなってしまうのは寂しいですね。
さくら通りと八重洲北口通りのもう1つの路地裏も、フラットパネルで覆われて通れなくなっていました。
さくら通りを西側から見た様子です。
街並みが一変しようとしている様子を見ると、新しい建物が出来る楽しみと、これまで見ていた景色が消えて行く寂しさの両方の気持ちがあります。
八重洲はもともと、町人の街でした。江戸の頃のこの辺は、どんな街並みだったのかなぁと、過去を思い浮かべながら散歩していくのも楽しいと思います。
今回は再開発の対象エリアではありませんが、養珠院通りには「於満稲荷神社」という、家康の側室お万の方を祀っている神社もあるのだとか。
街並みが変わっていく様子を見ていると、感慨深いものがあります。
|
データ
名称:東京駅前八重洲1丁目東B地区第一種市街地再開発事業施設建築物等新築工事
地番:東京都中央区八重洲一丁目201番地の一部、203番地の一部、205番地の一部、207番地の一部
用途:事務所、店舗
建築面積:8,400㎡
延べ面積:225,200㎡
階数:51階,地下4階
高さ:250m
着工予定:令和3年10月1日
完成予定:令和7年3月31日
建築主:東京駅前八重洲1丁目東B地区市街地再開発組合
設計者:大林組
施工者:大林組
過去の記事
2020年5月:建築計画のお知らせが出現! 51階250m「八重洲1丁目東B地区第一種市街地再開発事業」の様子 2020年5月31日撮影
コメント
ちなみに来月からは、日本橋1丁目再開発の野村證券本社ビル一帯の再開発も始まるみたいで、既に辺り一帯はここ同様にテナント退去完了して解体されるのを待つ状態になっているらしいです。
いよいよ日本橋、八重洲エリアでも再開発が本格化してきましたね。
>サブローさん
コメントありがとうございます!
野村證券本社ビル周辺の再開発も始まるのですか!
このエリアの再開発が本格化してきて、街の様子がガラリと変わりそうですね。
両方ともに完成が待ち遠しいです!