2017年6月11日撮影です。
東急東横線の渋谷駅が地下に埋まったのは、2013年3月15日深夜の事でした。
もうあれから4年以上も経つのですね。最終日の夜に私も渋谷駅から利用したので、最後の日の事はよく覚えています。
その東急東横線の高架があった渋谷駅~代官山駅の跡地を利用して建設されるのが、「(仮称)渋谷代官山Rプロジェクト」です。
現地の様子
渋谷駅新南口側から撮影した、東急東横線の高架跡地の様子です。この辺は遊歩道になる予定です。
高架跡地を代官山方面に向って歩いてみました。
高架の支柱跡等が残っていて、当時の姿を思い出させてくれます。
歩いていくと、「さかえ湯」という銭湯を見つけました。
渋谷に近いのに銭湯があるなんて!なんだか懐かしい雰囲気の看板でした。
東京の銭湯はどんどん消えて行ってますが、昔ながらの銭湯は残っていて欲しいなと思います。
並木橋を超えて行ったところから、「(仮称)渋谷代官山Rプロジェクト」の建設現場となります。
この辺には農園もあるのでビックリですね。都会で取れたお野菜のお味が気になる所です。
北側のA棟には保育園ができます。
渋谷清掃工場側のB棟の様子です。
こちらには、ホテル・事務所・店舗等ができます。
清掃工場の側には昔東急東横線の高架があり、電車が走っていました。
山手線の走っている上には、代官山へ向かう東急東横線の高架が立体交差していました。
東急東横線の渋谷駅が地下化していても、しばらくJR山手線の線路の上には、東急東横線の高架が残っていたのですが、撤去されていました。
高架跡地の利用で有名なのは、マンハッタンのハイラインがあります。
高架跡地を利用して、公園やカフェなどがあり、観光スポットとなっています。
東急東横線跡地も、ハイラインのように友好的に活用されたら良いなと思います。
課題は、渋谷駅側と代官山駅側を繋ぐ高架が無くなってしまったので、移動するのが不便な気もするのですが、東急さんは如何考えられているのでしょうかね?
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データ
名称:(仮称)渋谷代官山Rプロジェクト A棟
地番:東京都渋谷区東一丁目117番5他
用途:保育所
階数:3階
高さ:12.2m(最高15.2m)
着工予定:平成29年2月
完了予定:平成30年10月
建築:東京急行電鉄株式会社
設計:東急設計コンサルタント
施工:東急・大林建設工事共同企業体
名称:(仮称)渋谷代官山Rプロジェクト B棟
地番:東京都渋谷区東一丁目117番5他
用途:ホテル・事務所・店舗
階数:7階
高さ:25.57m
着工予定:平成29年3月31日
完了予定:平成30年10月
建築:東京急行電鉄株式会社
設計:東急設計コンサルタント
施工:東急・大林建設工事共同企業体
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