2025年11月29日撮影です。
「東京スクエアガーデン」の西側の敷地で進められている、39階約230m「八重洲二丁目南地区開発」の様子です。こちらは12月1日から、地下施設解体工事が開始されるとニュース記事をみかけたので、撮影しに行って見ました。
以下、内閣府の資料より、建物のイメージ図です。

以下、配置図です。再開発の敷地の北東側の敷地が、再開発の対象になってないのが気になりました。

以下、平面イメージ図です。外堀通り沿いと柳通りの間には、貫通通路が出来る予定です。

以下、地下一階の平面図です。東京駅側とは「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」と地下で繋がる予定です。また京橋側では、「東京スクエアガーデン」側と繋がる予定です。「東京スクエアガーデン」側に、地下で繋がる空間があるかどうかは、そのうち確認しようと思っています。
将来的に銀座側にも地下通路を接続する事が検討されているという事は、「八重洲二丁目南地区開発」の南側でも再開発が検討されるのだと思います。

以下、断面イメージ図です。

こちらの再開発の特徴は、パラスポーツの交流施設が整備されるのが、特徴的で良いなと思いました。
現地の様子
以下、外堀通り沿いから見た、再開発の敷地の様子です。

外堀通り沿いから、鍛冶橋通り側を見た様子です。

現地に掲示されていた、解体工事のお知らせです。工事予定は、2025年12月1日~2027年11月30日までです。

解体建物の敷地配置図です。「菱進八重洲ビル」の建物に、バツ(×)の印が記載されており、解体工事のお知らせの対象となってないのが気になりました。

南西側の外堀通り沿いから、再開発の敷地の南側を見た様子です。

再開発の敷地南東側、柳通り沿いから、再開発の敷地の南東側を見た様子です。

柳通り北側では、再開発の対象となってない建物があります。解体工事のお知らせの図を確認すると、手前の「松岡八重洲ビル」は再開発の対象で、鍛冶橋通り側の「大星八重洲ビル」は再開発の対象から外れそうです。

鍛冶橋通りを北東側に移動し、鍛冶橋通りを見た様子です。「大星八重洲ビル」は再開発の対象となりませんが、この辺は「千葉定吉道場跡」があった場所です。坂本龍馬が剣術修行で、この辺に来ていたと思うと、感慨深いです。

解体工事の対象となっていなかった、「菱進八重洲ビル」を見た様子です。私の想像ですが、一時的に、工事関係者の事務所として使われるのではないのでしょうか。

最後に、外堀通りと鍛冶橋通りの交差点から、再開発の敷地を見た様子です。

10年近くこちらの再開発の敷地がどうなるのか見ていましたが、やっと動き出した気がしました。
動画も撮影してみました。
データ
計画地の位置:東京都中央区八重洲二丁目8番の一部、9番
敷地面積:約8,830㎡
延床面積:約135,200㎡
主要用途:事務所、店舗、多目的スペース、ホテル
階数:地上39階、地下3階
高さ:約230m



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