2018年12月23日撮影です。
本格的に再開発の解体工事が始まる前に、JR渋谷駅南西側の「渋谷桜丘口地区第一種市街地再開発事業」の様子を見にきました。
こちらには、主に商業施設・事務所の入るA街区と、共同住宅の入るB街区に別れています。
現地の様子
現地には再開発に伴う道路廃止の案内が出ていました。
補助第18号線が通る予定の場所を、さくら通り側から見た様子です。
補助第18号線沿いに南に進んだ様子です。周辺の建物は立ち退きが完了したのか、建物内に人の様子はありませんでした。
補助第18号線沿いに南に進んだ所から見た、北側の「渋谷フクラス」の様子です。
以下の写真の道路の右側エリアが、再開発予定です。しばらくの間、右側の歩道は歩けなくなります。
閉店した、「桜や薬品」の前にも再開発関連の掲示がしてありました。
少し路地裏を南に進んでいくと、坂道と平地を進む路地に別れていました。
初めて来たのですが、折角なので面白い道を歩こうと、坂道を登ってみました。
坂道を登ると再開発エリアの中に、立派なイチョウの木と柿の木がありました。
渋谷駅の近くにこんなに立派な柿があるとは、今まで知りませんでした。
イチョウと柿の木が無くなるのは勿体無いですね。どこかに移植されると良いのですが・・
坂道の上からは、建設中の「渋谷スクランブルスクエア」と、完成した「渋谷ストリーム」が見えていました。
こんな景色が広がっていたのですね。
坂道を登って少し歩くと、日本経済大学の旧校舎に「鹿島・戸田建設共同体」の事務所がありました。
この辺は、29階133mの住宅棟が建つ予定です。
坂道を降りて、補助第18号線の通る予定の、平地の路地を進んでみました。
こちらの道路は暫く通れなくなります。
既に一部の建物は解体工事が進んでいました。
道なりに南に進んだ様子です。
路地を進んで、再開発エリアの南側から北側を見た様子です。
1月7日から道路が閉鎖される事の案内が、建物の側に掲示されていました。
先程の掲示されていた建物の側から、JRの線路沿いに出て北側を見た様子です。
再開発の工事中、JR脇の線路沿いは、歩行者だけ通れる予定です。
線路脇を北に進むと、JR渋谷駅埼京線ホームへの旧連絡通路が見えていました。
旧連絡通路はどの様に撤去するのでしょうか?
線路脇から、渋谷ストリームを見上げた様子です。
今は線路脇から埼京線への旧連絡通路が見えていますが、「渋谷桜丘口地区第一種市街地再開発事業」が始まると、線路脇は狭くなり見学するのが困難になる事が予想されます。
既存の建物がなくなれば、坂道の上から旧連絡通路の様子が見えるかな?
JRの線路脇を北側に来て、富士不動産ビル側を見た様子です。
A1街区が建つ事により閉鎖される路地を見た様子です。
この路地周辺には行ってみたかった、飲み屋さんが何件がありましたが、いつも大賑わいで中々入れず、行く機会を逸していました。
結局最後まで行けなかったのが残念です。
最後に現地に掲示されていた、建築計画のお知らせです。
新しい街並みに期待する一方で、見慣れた景色が無くなる寂しい気持ちもあります。
おまけ
渋谷桜丘地区のさくら坂周辺の様子です。
さくら坂周辺では、「ネクスト渋谷桜丘地区市街地再開発事業」の計画が進められています。
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データ
名称:渋谷桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区
地番:東京都渋谷区桜丘町2-5,2-17,101-1,101-2 他
用途:事務所、店舗、駐車場等
階数:39階/地下4階
高さ:179.97m
着工予定:2019年5月1日
完了予定:2023年11月30日
建築主:渋谷桜丘口地区再開発組合
設計者:鹿島建設
施工者:鹿島・戸田建設共同企業体
名称:渋谷桜丘口地区第一種市街地再開発事業 B街区
地番:東京都渋谷区桜丘町5-2,5-3,13-3,13-5 他
用途:住宅、事務所、店舗、サービスアパートメント、駐車場等
階数:29階/地下2階
高さ:133m
着工予定:2020年5月1日
完了予定:2023年11月30日
建築主:渋谷桜丘口地区再開発組合
設計者:戸田建設
施工者:鹿島・戸田建設共同企業体
過去の記事
2018年10月:建築計画のお知らせが出てた、39階179m「渋谷桜丘口地区第一種市街地再開発事業 A街区」の様子 2018年10月20日撮影
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