2015年5月1日撮影です。
豊洲地区では、マンションや魚市場・青果市場等様々な施設が建築中ですが、こちらの「東京ガススマートエネルギーセンター」も絶賛建築中です。
この施設は、江東区の「豊洲グリーン・エコアイランド構想」を担う施設です。
大型高効率ガスエンジンコージェネレーションシステム(CGS)で、停電時でも豊洲埠頭地区の電力を供給したり、BCP対応の街作りを行っています。
東京ガスのサイトによると、ガスエンジンCGSは、世界最高水準の8MW級となっています。
※2014年度のプレスリリースでは、7MW級と書かれていました・・
東京ガスがこのような、スマートエネルギーネットワークを構築するのは、田町に続いて2例目となります。
田町にもこのような施設が出来るんですね!(知りませんでした・・)
完成イメージ図は以下となります。
詳細は、以下の東京ガスのニュースリリースに掲載されています。
豊洲埠頭地区におけるスマートエネルギーネットワークの構築について
(東京ガス)
江東区の、「豊洲グリーン・エコアイランド構想」については、以下の江東区のサイトに詳しく掲載されています。(※現在リンクがありません)
『都市の低炭素化の促進に関する法律』に基づく『低炭素まちづくり計画』 として豊洲グリーン・エコアイランド構想を改訂しました
(江東区)
現地の様子
前まで野原だった場所に、建物が現れていました。
近づいて撮影してみました。
現場の入口付近の様子です。
今、豊洲埠頭では、有明側から「(仮称)Dプロジェクト有明I新築工事」、「豊洲新市場建設工事」、「東京ガス スマートエネルギーセンター建設工事」と、ずらっとクレーンが建ち並んでいるので壮観です。
一度足を運んでみると、ダイナックに変化する東京の姿が垣間見る事ができます。
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データ
名称:(仮称)豊洲地区4-1 A街区地域冷暖房等施設
地番:東京都江東区豊洲六丁目
用途:その他(地域冷房施設)
階数:5階
高さ:42.16m
着工予定:平成26年7月15日
完了予定:平成28年5月15日
エネルギー供給設備:
・ガスエンジンコージェネレーションシステム(7MW級)
・ガス圧力差発電システム(発電 約650kW 冷熱 約200RT)
・冷房設備(まちづくり最終期 約10,000 RT)
過去の記事
2013年12月:豊洲新市場開発現場の現状調査
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