再開発調査兵団

外観が出来つつある、「新国立競技場」の様子 2017年11月24日撮影

2017年11月24日撮影です。

神宮外苑のイチョウを見にいったついでに、「新国立競技場」の様子を撮影してきました。
2017年7月に撮影した時に外観は全く見えていなかったのですが、四ヶ月で物凄く変わっていました。

因みにこの辺も小池都知事になってから、写真撮影していると警備員が飛んできて注意してくるそうです。
マスコミのヘリからの撮影された建設途中の国立競技場の様子は、時々テレビに放映されるので、なんの意図で注意してくるのかよく分かりません。

現地の様子

イチョウ並木を見てきたので、聖徳記念絵画館前広場側から見た様子です。

「新国立競技場」 2017.11.24

観客席の形状が分かる位、外壁が組み上がっていました。

「新国立競技場」 2017.11.24

仙寿院交差点側から見た様子です。

「新国立競技場」 2017.11.24

東京体育館交差点から見た様子です。この辺は外壁が無かったので中の様子が見えていましたが、ローマのコロッセオみたいに観客席の骨格が出来つつ有る様子が分かりました。

「新国立競技場」 2017.11.24

同じく、東京体育館交差点から北側を見た様子です。

「新国立競技場」 2017.11.24

東京体育館から見た様子です。

「新国立競技場」 2017.11.24

同じ場所から南東側を見た様子です。

「新国立競技場」 2017.11.24

ズームしてみました。これは屋根部分の支えですかね?

「新国立競技場」 2017.11.24

もう1枚撮影してみました。

「新国立競技場」 2017.11.24

値段が高いという事でマスコミが大騒ぎして、建設が中断して更に設計しなおし、工期が遅れに遅れた「新国立競技場」です。
工期が短縮されたせいで、現場の作業員が激務となり亡くなられる不幸な事件もありました。

一方、築地市場の移転問題では結局話が纏まらずに、無駄な税金が支払い続けられているという状態です。
これらの値段を差し引いてみると、結局どれだけのコストダウンになったのでしょうか?

もう無茶な労働時間は辞めて、作業員の健康面を考えるべきだと私は思います。
もうこれ以上、作業員の方々に無理な作業をやらせないで欲しいです。

それで完成しなければ、競技場なんて仮設で良いのでは無いかと思います。
無理な納期で完璧を追い求めるより、「仮設ですが取り敢えず最低限の競技をできる状態にはしました」と、作業員の人命を尊重した姿勢を世界に示した方が、好感触だと思いました。

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過去の記事

2017年7月:タワークレーンが出現してた、「新国立競技場」の様子 2017年7月15日撮影

データ

名称:新国立競技場(仮称)
地番:東京都新宿区霞が丘10-1他、渋谷区千駄ヶ谷一丁目15-1他
用途:観覧場、自動車倉庫、その他
敷地面積:113,039㎡
建築面積:72,400㎡
高さ:49.2m
階数:地上5階、地下2階
着工予定日:平成28年12月1日
完了予定日:平成31年11月30日
建築:日本スポーツ振興センター
設計:大成建設・梓設計、隈研吾建築都市設計事務所共同企業体
施工:大成建設

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