京急蒲田駅と東急蒲田駅を繋ぐ蒲蒲線の2020年の暫定開業を大田区が目指すとのニュースがありました。
蒲蒲線についてと、1月3日に撮影してきた、京急蒲田駅周辺の様子をまとめました。
蒲蒲線構想
以下が路線図が分かりやすかった、朝日新聞の記事です。
東急多摩川線と京急空港線が、地下を通じて繋がります。
蒲蒲線、2020年の暫定開業めざす 東京・大田区方針(朝日新聞)
以下が、建設通信新聞の記事で、こちらの方が断面図的に、地上と地下の関係が分かるかと思います。
調査は復建エンジ/みずほ総研が事業検討/大田区の蒲蒲線整備計画(※現在リンクがありません)
東急多摩川が矢口渡駅を経て地下に潜り、現在の東急蒲田駅の地下部分になる東急蒲田地下駅に繋がり、地下を通って南蒲田駅を経て、地上に出て大鳥居駅に接続し、そのまま京急空港線に直通する想定です。
残念ながら、現在駅前を再開発中の糀谷駅には蒲蒲線は通らない様です。
羽田空港の新線「蒲蒲線」は、国交省が2020年の東京オリンピックには間に合わないと、断念した方針を2014年10月に出しました。
それでも大田区は、間に合わせられるのでしょうか?
そもそも、東急多摩川(ゲージ幅:1067mm)と、京急空港線(ゲージ幅:1435mm)は電車の線路の幅が違います。そこで、フリーゲージトレイン(軌間可変電車)を走らせようという計画です。
ですが、フリーゲージトレイン自体の実績ってそんなに無いんじゃないでしょうか?
フリーゲージトレインは長崎新幹線への実用化に向けて、2014年10月~2017年3月迄、九州新幹線と在来線の鹿児島本線で走行実験が行われています。
朝日新聞、建設通信新聞どちらの記事も、蒲蒲線は東急多摩川線矢口渡駅~蒲田駅間から分岐し、地下に潜り、京急空港線糀谷駅~大鳥居駅間で地上に出て、京急羽田線に接続される様になっています。
また、京急側には南蒲田駅、東急側には東急蒲田地下駅が出来る様です。
軌間可変が行われるのは、南蒲田駅~東急蒲田地下駅間の地下部分ですかね?
用地買収、工事、フリーゲージトレイン導入も考えると、後5年で本当に出来るのでしょうか?(^_^;)
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京急蒲田駅付近の様子
プラウドシティ蒲田
京急蒲田駅の西側で再開発中の、20階73.5m級「プラウドシティ蒲田」の様子です。
1月3日撮影なので、現在はもうちょっと高くなってると思います。
本当は箱根駅伝記念にとでも、撮影して記事を書こうかと思っていたのですが、写真撮ったまま眠っていました。
写真撮っただけで、記事を書いてない建物も、結構あったりします(^_^;)
呑川越しに見た、「プラウドシティ蒲田」の様子です。
タワークレーンには、大田区の鳥「うぐいす」と書いてありました。
反対側のタワークレーンも、大田区のシンボルの名称だったと思います。
逆光で撮影出来なかったので、後でメモっておこうと思っていたら、忘れてしまいました(苦笑)
京急蒲田駅の西側には、ペデストリアンデッキの建設も行われています。
京急蒲田東口駅前広場
京急蒲田駅の東口駅前広場整備の様子です。
イメージ図は以下となります。
西デッキの工事の様子です。
完成している南デッキから、建設中の西デッキの様子を見てみました。
建設中の東口駅前広場の様子です。
撮影してたら、京急空港線が頭上を通っていきました。
建設中の北デッキの様子です。
箱根駅伝の際は、こちらのペデストリアンデッキは全面通行止めになるんでしょうか?(^_^;)
この、 京急蒲田東口駅前広場の南側に、南蒲田駅が出来る予定です。
今は寂しい感じの、京急蒲田東口ですが、賑やかになるかもしれませんね。