再開発調査兵団

行ってみたら凄かった、「二子玉川公園」の様子 2014年11月22日

11月22日の撮影です。

二子玉川駅の南側で再開発中の、137m級「二子玉川東第二地区第一種市街地再開発事業[II-a街区]」の様子を撮影しに行ったついでに、撮影してきました。

何気なく寄ってみただけですが、本当に凄い公園でした。
敷地は東京ドームのおよそ1.5倍となります。
私の都内のお勧めスポットになりました。

経緯

1957年(昭和32年):都市計画決定
1968年(昭和43年):東急自動車学校が敷地内に移転・開設
2006年(平成18年):地元住民代表者と検討を行い意見や要望を反映
2008年(平成20年):都市計画事業として事業認可を取得
2009年(平成21年):東急自動車学校が多摩市に移転
2013年(平成25年):一部開園
2014年(平成26年):一分追加開園
2015年(平成27年):平成26年度末に全面開園予定

都市計画から、60年近い時を超えて、ようやく開園しそうです。

都内には、都市計画が行われたのにまだ開通してない道路や、公園がたくさんありそうですね。

現地の様子

多摩川岸辺の散策路

二子玉川公園に行く前に、二子玉川駅から多摩川の河川敷を歩きました。
数年前、私がここを訪れた時は、堤防工事のトラックがひっきりなしに通過していました。

二子玉川公園側の河川敷 2014.11.22

立派な堤防と共に、周辺の住宅も綺麗になっていて、歩いていて気持ちが良かったです。

河川敷の先に、こじんまりしていますが、洒落たフランス料理のお店、トキオプラージュルナティックがありました。
「堤防の工事の後どうなったのかな?」と心配して行ってみましたが、無事にまだありました!

トキオプラージュルナティック 2014.11.22

当時私はランチをしに行ったのですが、美味しかったのを覚えています。
お店の方の接客も感じが良くて、店員さんと、二子玉川について少し雑談をした覚えがあります。
「今後どうなるんでしょうねぇ」等と互いに会話していたのですが、素敵な公園の側の、素敵なフランス料理屋さんになっていました。
お花見の時期にはジャズライブもやっている様です。

また行きたかったのですが、再開発調査の使命があるので、二子玉川公園へ急ぎました(笑)

多摩川岸辺の散策路の地図です。
兵庫島公園まで歩いて行くのも、気持ちが良さそうですね!

多摩川岸辺の散策路 2014.11.22

多摩川岸辺からは二子玉川公園の間には、多摩堤通りがあるのですが、多摩堤通りがトンネル状になっているので、階段を登ると二子玉川公園の眺望広場にたどり着く事になります。

多摩堤通り 2014.11.22

夕焼け時の多摩川の様子です。
堤防が整備されて、綺麗になりました。

多摩川岸辺の散策路 2014.11.22

二子玉川公園

多摩川沿いも素敵なのですが、本題の二子玉川公園の様子です。

二子玉川公園のエリア図です。
敷地内で一部白くなっている部分は、一部の住民が立退きに反対しているエリアです。

二子玉川公園 2014.11.22

眺望広場から見た、武蔵小杉の様子です。
これからもタワーマンションは増えるので、どんな光景になるのか楽しみにしています。

二子玉川公園 2014.11.22

眺望広場付近から、二子玉川ライズを見た様子です。
本当に広い公園って素敵!

二子玉川公園 2014.11.22

眺望広場から見た、子供広場の様子です。
沢山の子供達が遊んでいました。

二子玉川公園 2014.11.22

公園の中にはスタバもありました!
蔦屋も来年出来る事だし、二子玉川素敵すぎるっ!!

二子玉川公園 2014.11.22

来年以降、以下の写真に写っている歩行者専用通路(リボンストリート)沿いに、二子玉川駅まで行くことが出来るようになります。

二子玉川公園 2014.11.22

以下が、富士見台の様子です。
登ると富士山が見える様ですが、私が行った時間は登れませんでした(^_^;)

二子玉川公園 富士見台 2014.11.22

以下が、暗くなってしまいましたが、二子玉川公園内にある、遊具の遊び場の様子です。

二子玉川公園 遊具の遊び場 2014.11.22

他にも、ステージのある、エントランス広場等があります。

帰真園

二子玉川公園の何が凄いかと言うと、広大な敷地の中に、日本庭園の帰真園(きしんえん)がある事です。

帰真園のエリア図です。

帰真園 2014.11.22

園内には小川も流れていて、石を超えて渡ることが出来ます。

帰真園 2014.11.22

園内には滝もありました。
水の流れる音が、秋空の園内に心地よく響き渡っていました。

帰真園 2014.11.22

池の奥に見える建物は、旧清水家住宅書院です。
旧清水家住宅書院は以下の様な歴史を持っています。

1910 or 1911年:台東区に清水建設社長の離れ小屋として完成
1919年:世田谷区瀬田に移築
1979年:解体 → 世田谷区が部材を保管
2013年:清水建設が二子玉川公園に復元し竣工

旧清水家住宅書院は、世田谷区の登録有形文化財に登録されています。

帰真園 旧清水家住宅書院 2014.11.22

別の角度から。

帰真園 旧清水家住宅書院 2014.11.22

ススキとタワーマンションの様子です(笑)

帰真園 2014.11.22

二子玉川は、二子玉川公園だけを目指してくるのも良いと思います。
子供達だけでなく、お年寄り達も楽しめる憩いの場となりそうです。

二子玉川公園は、東日本大震災を受けて、最大で1万人の被災者を受け入れられる様に、災害対策が強化されました。また、日本庭園の池の水は、災害時の水源としても活用され、設置されるマンホールトイレ等で活用されます。

世田谷区や杉並区は、木造住宅が所狭しと建っているエリアで、道路も車歩分離されていない、狭隘な道路が多い地域です。住宅地が多くて住民の意見を纏めていくのは難しい地区だと思いますが、少しでも災害時の被害が食い止められるような、街並みになっていくと良いですね。

おまけ

二子玉川公園の眺望広場付近から見えた富士山です。
富士見台に登らずとも、見ることができました。

二子玉川公園から見た富士山 2014.11.22

多摩川を超えた場所は、天体戦士サンレッドで有名な、溝の口です。
多摩川の夕焼けをみて、溝の口Foreverを歌いたくなってしまいました(笑)

天体戦士サンレッド、これは神奈川県川崎市で繰り広げられる、善と悪の壮絶な戦いの物語である!

[amazonjs asin=”4757543646″ locale=”JP” title=”天体戦士サンレッド(19) (ヤングガンガンコミックス)”]

サンレッドには、溝の口だけでなく、二子玉川も良く出てくるので、見ていて面白いです(笑)

モバイルバージョンを終了