4月1日の記事ですので、エイプリルフールネタかと思うかもしれませんが、計画自体は本当です。(実現するかはさておき)
Business Insiderの記事を読んでいると、Clouds Architecture Officeが、「Analemma Tower」という世界で一番高いビルを計画しているとの記事がありました。
Analemma(アナレンマ)とは、太陽が描く曲線の事を意味します。
オリジナルソースはこちらです。
Architects designed this skyscraper attached to an asteroid to get around building restrictions(Mar. 29, 2017)
イメージ図はこちらです。
マンハッタンの高さ規制を解決するため、アステロイドからケーブルを取り付けて、ビルを空中に浮かす計画です。
これにより、ニューヨークの高さ規制がクリアになる想定ですが、ニューヨークの高さ規制に浮くビルが適用されるかは定かではありません。
Analemma Towerはドバイで建設されニューヨークに移動される予定です。
浮いているので、移動はそんなに苦ではなさそうです。
下層階の三分の二のフロアがオフィスになり、上層階が住宅となります。
成層圏を超えているので、二重サッシがどうのとかの問題を遥かに超えています。
窓は開けられないと思います。
浮いているので、地震や津波、洪水等の被害から防げるそうです。
スペースデブリや、宇宙線の影響はどう考えているのか気になる所です。
ここまで高いビルとなると、そもそも地球上に浮いている意味があるのか疑わしい気もします。
公海上に浮いていると、どこの国の法律が適用されるのでしょうか?
ここまで来ると、スペースコロニーで良いような気もしました。
現実的な所で、先ずは軌道エレベーターの開発からですかね?(^_^;)
仮に技術が進み宇宙に建築資材を用意に移動できたとして、以下が課題になると思います。
・建築資材調達はどこから?
・スペースデブリからどう防ぐ?
・放射線の影響は?
・老朽化した場合のメンテンスは?
・食料、水の調達は?
・建物の中に学校や警察、消防等はある?
・コストと需要本当にある?
現在の技術では作れないと思いますが、アイデアとしては面白いと思いました。
数千年後の未来では、建物は浮いているのかもしれませんね。
CNNにも、「Analemma Tower」の事が取り上げられていました。
This skyscraper is out of this world — literally(March 30, 2017)
オリジナルの、Clouds Architecture Officeのサイトがこちらです。
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